奈良県警奈良西署が実弾5発を紛失したと誤認し、実弾を盗んだ容疑で男性署員を取り調べ、後に無実と判明した問題で、署員側が取材に対し、取り調べを受けた際の音声を公開した。「お前がやったん、もう確定してる」などと決めつけ、自白を迫るような取調官の発言が録音されていた。署員側は、県警側を訴えた民事裁判で証拠提出することを検討している。
県警は1月、同署で実弾5発が紛失したと発表。発覚した日の朝に拳銃庫で点検をしていた20代の男性署員を連日、任意で取り調べた。だが、実際には県警の配分ミスで同署に実弾は渡っておらず、署員は無実であることが判明した。
「お前、虚言性なんちゃらや」、「それしかないねん。家族を助けたいと思うんだったら」…、自白を迫る発言は繰り返されます。記事の続きでは、実際の取り調べの音声も聞けます。
音声によると、署員は取り調…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル